酵素がどういったものか知っておきましょう!
2016/09/16
色々な商品が発売されている「酵素」もう摂取していますか?
美容&健康&ダイエットなどに効果的だと言われていますよね。しかし、酵素がどういったものか知っていますか?酵素という言葉は知っていても、酵素が何なのかは知らない人が多いかと思います。今日はそんな酵素がどういったものなのかをお伝えします。
これから酵素を摂取しようとしている人の参考になれば嬉しいです。
酵素
必要な酵素
人間が生きていると体が呼吸をしたり、脈が動き、筋肉が動きます。こういった生命の活動を行ってくれるのが酵素の働きです。酵素があるから生体反応が起こるのです。酵素は生きていく為に必要なものなのです。
例えば、食事をとります。ご飯や野菜、お肉などを食べますよね。その際に酵素が働いてくれるから、消化されるのです。エネルギーとして消化することが出来るのです。酵素がなければ栄養素も働くことができないのです。
それくらい酵素は重要な働きをしてくれるのです。
1つの仕事しか出来ない
酵素の種類はとても多いです。現在発見されている酵素の数はおよそ2万種類あると言われています。これからも新しい酵素が発見されていくでしょう。これほど多くの酵素が存在しているのです。
数が多いのが酵素の特徴ですが、これらの酵素はそれぞれ1つの仕事しかできないのです。1つの酵素は1種類の仕事しか出来ないのが特徴です。
心臓には心臓の動きに適した酵素があります。筋肉には筋肉に適した酵素があり、肝臓には肝臓に適した酵素があります。腸には腸に適した酵素があるのです。それぞれに適した酵素があり、この酵素によって働くことができるのです。
3種類の酵素
私たちが生きていくのに必要な酵素の種類を分けると3つあります。
・消化酵素
・代謝酵素
・食物酵素
です。これらの酵素は役割がそれぞれ決まっています。消化酵素は食べた食べ物を分解&消化する為に必要な酵素です。栄養素を利用して、体の痛んでいるところを修復してくれたり、再生してくれる働きをしてくれるのが代謝酵素です。この2つの酵素は体に存在している酵素です。食物酵素は食べ物から摂取しないととる事ができないのです。
熱に弱い酵素
酵素は熱に弱いと言われています。これは酵素の材料がたんぱく質であるからです。
酵素は加熱することにより、蛋白が変成してしまい酵素でなくなってしまうのです。酵素が耐えられるとされている温度はおよそ50℃~70℃とされています。
加熱されてしまった酵素は働くことができないのです。酵素の入っている食品を食べる時などは加熱しないで食べることを心がけたいですね。もちろん酵素のサプリメントやドリンクなども加熱処理されているものは酵素の働きがなくなってしまっています。購入する際には注意しましょう。
酵素はどうなっているのか
酵素をつくっている材料はアミノ酸です。人間の体には20個のアミノ酸が必要です。このアミノ酸を数十個から数百個をつなげて酵素が作られるのです。
酵素によって使われているアミノ酸や順番、長さなどの組み合わせが違います。
このように酵素と一言でいいますが、種類がたくさんあるのです。そして、酵素によって働きも違います。普段の食事から酵素を摂取することができます。ではどういった食べ物に酵素が含まれているのでしょうか。
酵素が含まれている食べ物
生の肉、生の魚、生野菜、果物などには酵素が入っています。他には発酵食品にも酵素が含まれています。納豆やみそなどがそれにあたります。
酵素を上手に摂取する為にも、普段の食事に生の野菜や果物をプラスするといいですね。
このように酵素はとても重要な働きをしてくれるものです。この酵素が不足してしまうと、体調などにも影響が出てしまいます。上手に酵素を摂取することが大切ですね。サプリメントやドリンクタイプのものなど酵素が色々と発売されています。
自分にあったものを上手に取り入れるといいでしょう。その際に注意したいのが、加熱処理されているかどうかです。加熱処理されている酵素はその働きがなくなってしまっている可能性があります。酵素サプリメントやドリンクを購入する際には調べてからがいいですね。