酢の種類・上手に酢を活用しましょう!
酢が健康&美容にいいのは分かったのですが、酢にも種類があるのです。
酢を上手に取り入れる際にも酢の種類を知っておくことで、料理に使ったり、薄めて飲んでみたりと取り入れ方が違います。
簡単に酢の種類をまとめてみました。
いろいろな酢を飲んだり、料理に使ったりしてみて下さいね!
Contents
酢の種類
酢は大きく2つにわかれます。
・醸造酢
・合成酢
この二つの違いは、合成酢は酢に砂糖や調味料などを加えて人工的に作られた酢の調味料です。
醸造酢は調味料などが合成されていない酢そのものを指します。
穀物酢
穀物酢は穀物を1種類以上使っているもので、1000mlの中に40g以上穀物を使っている酢のことをいいます。
穀物酢にも色々と種類があります。
米酢
長い歴史を持つ酢が米酢です。日本でも一番古くから作られてきたのが米酢です。
米酢はほのかに甘味があるのが特徴です。
米100%で作られた純米酢は香り+コクがあります。料理によく使われる酢です。
黒酢
時間をかけて発酵&熟成した酢を黒酢と呼びます。琥珀色をした酢でアミノ酸、ミネラルが豊富に含まれています。
玄米酢
玄米から作られる酢です。アミノ酸、ミネラル、ビタミン、カリウムが豊富に含まれています。
米黒酢
米のみ、または米に小麦、大麦を加えたもので、米の使用料が1Lに180g以上ある場合のものを指します。
そして、長期熟成することで黒褐色になります。
大麦黒酢
大麦のみを使用して作られる酢を指します。又は大麦が1Lに180g以上ある場合をいいます。
大麦を長期熟成することで黒褐色になります。
香酢
もち米と水だけで作られる酢です。中国にて300年以上前から作られ、その製法がいまだに守り継がれているのです。香りが強く、うまみが強いのが特徴です。
果実酢
りんご酢
りんごの果汁使用量が1Lに300g以上入っているものを指します。
甘い香りがする酢です。ドレッシングやドリンクにぴったりなのがりんご酢です。
ぶどう酢
ぶどうの果汁の使用量が1Lに300g以上使われているものを指します。
ぶどうの香りがさわやかな酢です。
バルサミコ酢
北イタリアのモデナ地方で昔から作られている酢です。その歴史は古く千年以上前から作られていると言われています。
バルサミコ酢は別名「調味料のキャビア」と言われるほど高級な酢です。
熟成にも5年から7年ほどかけるのです。その為に、数滴でも料理の味がアップします。
ザクロ酢
ザクロを発酵させて作られる酢です。酢なのに飲みやすい味が特徴です。
もろみ酢
酒粕を原料に酢が作られます。しかし、もろみ酢は食酢に分類されないのです。
これはもろみ酢が酒粕を発酵させて酢を作る過程が他の酢とは全く違うからです。
もろみ酢は酢のような酸っぱさがなく、甘味が強いのが特徴です。
このように酢と言っても色々な種類があるのです。
酢を上手に使うことで、料理にコクが出たり、健康や美容にいいのです。そして、酢の効果はそれだけではありません。食べ物をいたみにくくする効果があるのです。
魚や野菜などを酢を薄めた水で洗うことで、雑菌が増えるのを防いでくれます。
他にも、掃除や消臭などにも使えるのが酢です。毎日の生活に酢を上手に取り入れるといいですね!
ここで、酢の意外な使い方を簡単に紹介しておきます。
あくを取る
食器などについたあくを取ることができます。スポンジに酢をつけて食器を洗うだけであくがとれます。
あくがこびりついている時は酢水につけて、沸騰させるとあくが綺麗に取れます。
ニオイをとる
鍋などにニオイがついてしまうことがあります。そんな時は鍋に酢水を入れて沸騰させるだけでニオイが取れます。
ゆで卵を作る時
ゆで卵をつくる際に、酢を入れて卵をゆでると卵の殻がむきやすくなるのです。
鍋に小さじ1杯の酢でOKです。ぜひ試してみて下さいね!
このように酢の使い方は色々あります。
酢を健康や美容の為に摂取するのもいいですが、他にも上手に使ってみて下さいね!
酢の種類によって、料理に使うのがいい酢やドリンクとして飲みやすい酢があります。色々な酢を試してみて下さい。自分にあったドリンクを作ってみるのもいいですよ。
私は疲れた時などはリンゴ酢を炭酸水で割って飲んでいます。ジュースみたいで美味しいです。一度試してみて下さいね!