ダイエット中に起こる停滞期について知っておきましょう
色々なダイエット方法がありますが、ダイエットをはじめると最初は順調に体重が減っていきますよね。しかし、途中で体重が減らなくなることはありませんか？
「停滞期」と呼ばれる現象です。せっかくダイエットを頑張っているのに体重が変化しないとちょっと悲しいですよね。そんな停滞期がどうして現れるのか知っていますか？
今日は停滞期が現れるワケを知っておくと、停滞期に入ってもイライラせずにダイエットを進めることができますよ。
停滞期
停滞期が訪れるのはいつ！？
ダイエットをはじめてから順調に体重が減っていたのに、突然体重が減らなくなってしまった！そんな経験はありませんか？これが停滞期と呼ばれるものです。
一般的に停滞期に入るタイミングがあると言われているのです。
・ダイエットを始めてから1ヵ月たったころ
・体重の5％が減ったころ
これが停滞期がはじまるタイミングと言われているのです。
停滞期はどうして起こるの！？
ダイエット中に起こる停滞期が起こる理由があるのです。これは人間の体に備わっている「ホメオスタシス機能」というものが関係していると言われています。
ホメオスタシス機能は人間が生きていくために必要な働きです。体温の調整や血糖値の調整を行ってくれます。そして、外部の環境などが変化しても正常に保つために働いてくれる機能なのです。
食事をすると食べ物からエネルギーを吸収します。このエネルギーの吸収率もホメオスタシス機能が調整してくれているのです。もちろん運動した時の消費エネルギーもこの機能が調整しているのです。
ダイエットで食事制限をしたりすると、ホメオスタシス機能により飢餓状態に近づいていると判断されてしまいます。そこで、命を守るために栄養を吸収しやすくして基礎代謝を抑えて、消費カロリーを最小限に抑えてしまうのです。
これが停滞期が起こる原因なのです。
もう一つは体がダイエットをしている環境に慣れてしまったことが挙げられます。ダイエットをはじめたばかりの頃は今までと違う刺激を受けることで体が過敏に反応していたからです。しかし、体が環境になれてしまうと、ダイエットの効果も出にくくなってしまうのです。
ダイエット中に停滞期が起こるということは体が正常に反応していることになります。停滞期が起きてしまうワケがこれで分かったと思います。
停滞期の期間はどれくらい！？
停滞期がいつまで続くか不安になったりするかもしれません。停滞期の期間は個人差があると言われていますが、2週間から2ヵ月ほどの期間だそうです。
1ヵ月程度、停滞期が起こることが一番多いそうですよ。
停滞期が長いと感じるかもしれませんが、ダイエットをしていると停滞期が訪れます。この停滞期と上手に付き合うことが大切になります。
停滞期に入って体重が落ちなくなると、気分的にもダイエットを頑張れなくなるかもしれません。このタイミングでダイエットをやめてしまう人もいるかもしれません。しかし、停滞期を乗り越えることで再び体重が減っていくのです。停滞期は誰にでも起こるものだから、あまり気にしないことです。イライラしないで停滞期の状態を受け入れることが大切です。
停滞期の間に気をつけたいこと
ダイエットをして停滞期に入ったときに気をつけたいことがあります。それはダイエットが進まないからと言って、ダイエットをやめてしまうことです。ダイエットをやめてドカ食いなどをしてしまうと体が今まで以上にエネルギーを吸収してしまいます。これによりリバウンドが起きてしまうのです。
せっかくダイエットが進んでいたのが、水の泡になってしまいます。停滞期に入ったら上手に付き合うようにしましょう。あまり体重の数字だけを気にするのではなく、楽な気持でダイエットに取り組みましょう。
停滞期に入っても今までと同じようにダイエットを続けていくことで停滞期を乗り越えることができます。少しの辛抱だと思って乗り越えましょう。
私もダイエットをしたときに停滞期が訪れて、イライラしたことがあります。せっかくダイエットを頑張っているのに結果が見えないと気持ちが不安になったりしますよね。そんな時は、上手に気分転換しながらダイエットに取り組んで停滞期を乗り越えましたよ。