毛穴が開いてしまう原因を知っておきましょう
2016/09/16
前回、角栓についてお話ししましたが、そもそも毛穴が開いてしまうことが気になりますよね。でも、毛穴があるのはきちんとした理由があるのです。毛穴はいらないものではないのですよ。
今日は毛穴と毛穴が開いてしまう原因を見ていきましょう。毛穴レスの美肌になる為に知っておくといいでしょう。
毛穴
毛穴の数は生まれた時からほとんど変わらないと言われています。赤ちゃんの時から同じくらいの毛穴があるなんてビックリですよね。
顔の毛穴はおよそ20万個もあると言われています。
毛穴の役割って！？
毛穴があることにより、毛穴から皮脂を分泌してくれます。これが肌の膜となり外的な刺激から守ってくれるのです。そして、この皮脂が皮膚のpHバランスを保ってくれることにより、肌に雑菌などが繁殖するのを防いでくれています。
さらに毛穴から出る皮脂によって、肌に潤いを保つ働きがあります。肌が乾燥するのを防いでくれます。
毛穴から汗や皮脂が出ます。これは体の中の老廃物を排出してくれる役割もあるのです。
このように毛穴が肌を守ってくれています。ちゃんと毛穴があるにはワケがあるのです。肌を健康で健やかな状態を保つためにとても重要な毛穴なのです。これで毛穴があるのは嫌なんて思わないですよね。
毛穴が開いてしまうワケ
皮脂が過剰に分泌されている
皮脂が余計に分泌されすぎてしまうと、その皮脂によって毛穴がひろげられてしまいます。過剰な皮脂の分泌により、汚れやホコリなどを吸着しやすい状態になります。これらが皮脂とまざることで毛穴が詰まってしまい毛穴がさらに開いてしまうのです。
肌のたるみ
年齢を重ねていくと肌がたるんできてしまいます。これは年齢と共にコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどが減少してしまいます。これにより肌のたるみが起きてくるのです。さらに保湿が十分でなかったりすると肌の乾燥が進んでしまい、肌の老化やたるみを起こす原因となります。肌がたるんできてしまうことで、毛穴がひろがってしまうのです。肌にハリ＆弾力がある状態だと毛穴はキュッと引き締まってくれています。
ニキビのあと
ニキビが出来たことはありませんか？このニキビを間違った方法でケアすることで、毛穴が開いたままの状態になってしまうのです。ニキビができたときに潰してしまうと、ニキビがなおっても傷あとが残ります。さらにヒドイ場合は肌がボコボコした状態になってしまいます。これが起きてしまうと毛穴が開いたままになってしまい、さらに毛穴が詰まってしまう原因となるのです。
ニキビができたときは、つぶさない様にしましょう。
角質がたまっている
毛穴に古い角質がたまってしまい、毛穴がひらいてしまう原因となります。毛穴にたっぷりと角栓がたまっている状態を放置することで、毛穴は開きっぱなしになります。これはよくありません。角栓のケアをすることも大切です。
悪化した生活習慣
生活習慣が乱れてしまうと、肌の新陳代謝が活発に行われなくなります。これでは肌のターンオーバーが正常に働きません。新しい肌の細胞が生まれにくくなるので、古い角質がたまってしまいます。これでは毛穴が詰まってしまいます。この毛穴の詰りが毛穴を開かせてしまう原因となるのです。
できるだけ規則正しい生活を心がけて、適度な運動、ストレス発散、十分な睡眠を心がけるようにしましょう。もちろん食生活も重要です。脂っこいものばかり食べていてはよくありません。野菜もしっかりと食べるようにしてバランスのとれた食事をしましょう。
肌が乾燥している
肌が乾燥してしまうと、シワやたるみが出来てしまいます。肌の乾燥が進んでしまうと、肌のハリ＆弾力まで失われてしまいます。これでは毛穴が開いて目立つようになってきます。
毛穴を引き締める為にもしっかりと保湿をするようにしましょう。
このように毛穴が開いてしまう原因はいくつかあります。自分の生活を見直して当てはまるものはありませんか？毛穴が開いてしまうのを気にする前に、まずは自分の生活を見直してみましょう。毛穴が開いてしまう原因が潜んでいるかもしれません。改善できることから直していきましょう。
毛穴が開いてしまうことはもちろんあります。一番いけないのは毛穴が開きっぱなしになってしまうことです。そうなる前に毛穴のケアをしましょう。